変形性股関節症に良い食事とは?その①

変形性股関節症は症状が進行すれば、手術適応になる疾患のひとつです。股関節を人工関節にする手術は大きな手術になるため、気持ち的には避けたいと思う方が多くいらっしゃいます。

変形性股関節症の進行をさせないために何か良い食事などはあるのでしょうか?

腸内環境を整えることが大事

変形性股関節症を患っている方は、まず初めに「何か関節に良いものを摂ったほうが良いのでは?」と考えることと思われます。

関節に良いと言われるグルコサミンやコンドロイチンなどをサプリメントで摂るのが良いと考える人が多いのではないでしょうか?

変形性股関節症を含む関節症は関節に良い栄養素を摂るよりまずは腸内環境を整えたほうが断然良いです。

なぜかというと、腸内環境が悪いと、どんなに関節に良い栄養素を摂っても体内に吸収されず、むしろ関節にとって悪影響になる毒素が体の外へ排泄されず、体内に溜まったままになることで痛みを招く要因となることもあります。

まずは腸内環境を良くして関節に良い栄養素を吸収でき、関節に悪い毒素を排泄する能力を備えることが大事です。

腸内環境を整えるのに乳製品はよくない!?

おそらく「腸内環境を整える」と効くと「では腸に良いヨーグルトを食べよう!」と考える人がいることと思われます。

実は乳製品は腸内環境を整えることができません。乳製品は元々欧米人の食べ物であり、日本人の体質には合っていない食べ物です。乳製品に含まれる乳糖を分解するラクターゼという消化酵素が日本人には元々少なく、消化吸収できず腸内に残るケースがあると言われています。

腸内に残ることで乳製品が膜を張り、栄養素の吸収が阻害されることがあります。

変形性股関節症と同じ分類に入る、指の関節が変形してしまうへバーデン結節は乳製品を止めただけで痛みが和らぐことがあります。

変形性股関節症を含む身体のいずれの関節が変形性関節症を患っている人は乳製品の摂取を止めたほうがよいでしょう。

腸内環境を整えるには生野菜をたくさん摂ること

では腸内環境を整えるのに良い食べ物はと言われると生野菜をたくさん摂ることが何よりも大事です。

あまり多く取れない方は朝食を野菜ジュースにして飲んでも大丈夫です。しかし、コンビニなどで販売されている野菜ジュースなどは保存料などが入っていたり、濃縮還元と書いてあるジュースは生野菜の効用はないのでジュースで代用はできません。

生野菜には酵素がたくさん含まれています。酵素は50度以上の熱で働きをストップしてしまうため、過熱した野菜では酵素を摂取することはできません。そのため生で食べるようにしましょう。

果物も酵素が含まれています。果物も積極的に摂取するようにしましょう。果物の場合、糖度が高い果物をたくさん摂取すると体重増加につながり股関節に負担をかけることになるので、やはり生野菜を中心に摂る方が結果的に良いと思います。

まとめ

変形性股関節症を改善するためには食事も重要になってきます。腸内環境が悪いとストレスを感じやすくなる体になってしまいます。

腸内環境が悪い→体内への良い栄養素の取り込みが悪い→内臓が疲労してくる

→身体が疲れやすくなる→ストレスを感じやすい身体になってしまいます。

ストレスを感じやすい体は痛みを助長します。また関節への血流障害も起こるので変形性股関節症に様々な悪影響を及ぼします。

今の痛みから解放されたい。手術を回避したいという強い願望がある方はまずご自分の食事から見直してみましょう。