内側半月板を痛めやすいスポーツとは?

半月板損傷はスポーツ中に良くみられる膝の障害です。内側半月板と外側半月板の損傷とではその位置、構造から起因が異なります。ここでは、内側半月板損傷を起こしやすいスポーツについてみていきましょう。

内側半月板を痛めやすいスポーツ

内側半月板損傷は、膝関節を曲げた状態で、膝の内反と下腿の外旋を伴う時に起こります。ジャンプして着地した時やボールを蹴った時、急激な方向転換など、膝に荷重がかかった状態で捻じれの力が加わることで起こりやすくなります。1回の大きな負荷によって損傷が起こることもあれば、負荷が何度も繰り返しかかることによって、半月板に小さな傷がつき、断裂へとつながるケースもあります。

サッカー

内側半月板損傷を起こしやすい代表的なスポーツはサッカーです。サッカーのインサイドキックでは、内側半月板損傷を起こしやすい膝屈曲・内反と下腿外旋位でボールを蹴ります。また、空中でボールを競り合って着地する、ボールを追って走りながら急な方向転換をする、様々な角度・方向からボールコントロールを行う、膝の内側から他の選手と接触するなど、サッカーの動作には、膝の捻じれが加わる多様な足の動きが必要とされます。ジャンプや方向転換など膝関節への負荷や、他選手との接触も多いので、内側半月板損傷の受傷機会が多くなります。

半月板を損傷し、手術を受けたがおもうようなパフォーマンスができなくなってしまって引退してしまったサッカー選手も多数います。

野球

投球時やバッドでのスイング時、膝屈曲・内反位での構えのポジションから体を捻る動作を行う際に、膝に捻じれの負荷がかかりやすく、内側半月板損傷が起こりやすくなります。急激な筋力トレーニングで回旋力のみ強くなっても半月板自体は鍛えられないため下肢の急激な筋トレが返って半月板損傷を引き起こす引き金になることもあります。

テニス

ラケットでスイングをする時やコート内でのステップ、方向の切り替えなど、膝屈曲・内反位で足を大きく踏み込んだ状態から、力強い急激な捻じれの力が膝へと加わることの多いスポーツです。

バスケットボール

小さなコート内で選手が交錯しながら、素早い動きで方向転換を繰り返し、激しく動き回るスポーツです。膝屈曲・内反位のポジションからの体の回旋の動きや足自体のポジションチェンジも多く、膝の捻じれの負荷がかかりやすくなります。シュート時のジャンプの着地の際にも、足先の向き次第で膝に捻じれが起き、内側半月板損傷となることもあります。

バレーボール

ジャンプ動作の多いスポーツですので、着地の際の膝関節にかかる衝撃と膝関節の横方向への動揺が起きやすく、足の向きによって膝の捻じれが加わると内側半月板損傷が起こりやすくなります。

ゴルフ

ゴルフのスイングで大きく体を捻る際に膝の動きが協調しなかった場合、膝の安定性が低下していて、体の回旋の動きによって膝の動揺が生じた場合などに、内側半月板にストレスがかかり、断裂を引き起こしやすくなります。

半月板損傷はどのスポーツでの起こるリスクはある。

半月板損傷はどのスポーツにおいても罹患する可能性のある疾患です。

半月板を傷める人は膝に負荷のかかる動きが癖づいていることが多いです。連動性を欠き、膝関節に負担のかかる動きをしている方は一度半月板損傷を治して再び患う可能性があります。まずは根本原因である体の連動性を取り戻すことが重要です。

症状について詳しくはこちら

半月板損傷の治療

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