半月板損傷にサポーターは効果あり?

半月板損傷で膝の痛みや違和感などの症状があると、家事や仕事、イベントで出歩かなければならない時に、膝が痛くならないかと心配になりますよね。膝のサポーターは市販のものもたくさん見かけますが、半月板損傷にもサポーターは有効なのでしょうか?半月板損傷とサポーターについて詳しく解説していきます。

膝のサポーターの種類

膝のサポーターには、伸縮性のある柔らかい素材でできている、筒状の形をした保温目的で使用するサポーター、伸縮性があり、圧迫できる素材でできているソフトタイプのサポーター、膝の側方に支柱が入っていてしっかりとホールドするハードタイプのサポーターがあります。

 

保温タイプのサポーターは、慢性化している痛みで、組織への血流が滞ってだる痛い感じが続いている場合、冷えると痛みが出る場合に用いるのが良いでしょう。「足元が冷えるので靴下を履く」と同じ感覚で、「膝が冷えるのでサポーターをはめる」というように手軽に使用できるサポーターです。

 

ソフトタイプのサポーターは、圧迫できる素材によって膝を安定し、筋肉を働きやすくする効果があると言われています。それほど気にならない程度の膝のぐらつきがある場合、圧迫することで痛みが和らぐ場合などに用いられます。素材は伸縮性に富み、ハードタイプに比べると柔らかいので、動きやすく日常使いに適しています。

ハードタイプのサポーターは、膝の不安定性が大きくしっかりと固定したい場合、スポーツや重労働など激しい動きをする場合などに使用します。素材自体も硬く、膝関節をがっちりとホールドして関節の可動性を制限するタイプですので、膝関節を動かしづらい分、膝への負担は軽くなります。

 

半月板損傷の程度が軽度で、やや膝のぐらつきがみられる場合、日常生活で補助的に用いる場合にはソフトサポーター、半月板損傷の程度が重度である場合、靭帯損傷を伴う場合、スポーツや仕事のために膝をしっかりと固定したい場合はハードサポーターが適しています。

半月板損傷のサポーターの効果とは?

半月板は大腿骨と脛骨の間にある組織ですので、サポーターを膝にはめても直接的に半月板に作用することはありません。ですが、半月板損傷によって不安定となった膝の安定性をサポートすることは可能です。また、圧迫することにより「触られている」という感覚を常に刺激すると人間の体は痛みが緩和したように感じます。そのため本来組織は治っていないのに圧縮性の強いサポーターをすると痛みが和らぐことがあります。圧縮性サポーターをしていると楽だからと言って運動を続けていると組織はどんどん痛んでしまうのでそのようなサポーターの使い方は避けたほうが良いでしょう。

保温と言う意味であまり圧縮性の強くないサポーターをするのは良いでしょう。膝は元々血管が少ない関節であるため血流障害が起きやすい関節です。なので冷えてしまうとなおさら関節周りの血液循環は悪くなり、組織の修復は遅くなってしまいます。そのため保温目的にサポーターを使用することは良いでしょう。

 

半月板を損傷してもどうしても立ち仕事が多い、歩かないといけないという方で膝にぐらつき感、痛みのある方はハードサポーターをして日頃の負担を減らすよう心がけたほうが良いです。活動する時の一時的な補助して使用し、連続しての装着は避けましょう。長時間の使用は圧迫により、循環障害や皮膚障害などにつながります。また、筋肉の働きが助けられている状態なので筋力低下を起こします。サポーターをつけていれば半月板損傷が治るということはありません。また遠赤外線効果やゲルマニウム効果などサポーターに様々な効能があるとうたわれているサポーターもたくさんありますが、どのサポーターも○○の成分配合だからと言って劇的に膝の痛みを改善するサポーターと言うものはありません。

サポーターを使用する際も専門家のアドバイスのもと、症状や用途、サイズの合ったものを選ぶようにしましょう。

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半月板損傷の治療

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