半月板損傷の手術(切除術)の費用はどれくらいかかる?

半月板損傷の治療で、主治医から切除術の手術を勧められることもあるでしょう。入院・手術となると不安でいっぱいになると思います。それに、気になるけれどもズバリと聞くことができないのがお金のことですよね。半月板切除術の入院・手術ではどれくらいの費用がかかるのでしょうか? 実際にかかる金額をみていきましょう。

実際に半月板切除術でかかる費用

A病院 B病院 C病院 D病院 E病院 F病院
入院日数 3日間 9日間 2日間 4~9日間 14日間 3日間
3割負担 11万円 14.4万円 8.1万円 7~8万円 15万円 9~10万円
限度額適用認定証

(70歳未満)

5.76~8.1万円
限度額適用認定証

(70歳以上)

2.7万円
2割負担(70~74歳) 4.44万円 5~6万円

6つの病院の半月板切除術でかかる費用を調べ、比べてみました。入院期間にバラつきはありますが、費用は7~15万円程度であり、半月板縫合術(9~20万円)と比べるとやや安い傾向があります。ですが、一度に払う金額としては高額ですので、前もって、限度額適用認定証の申請をしておくほうが良いでしょう。

 

上記の費用の他にも、部屋代や食事代、病衣代は保険適用外となるので実費でかかります。ある病院の部屋代金は、2人部屋料金5400円、個室料金12,960~16,200円、特別室料金37,800円となっています。食事代金は、国民健康保険加入者の場合は1食360円の負担となります。ですから、360円×3食=1080円が1日分の食事代金となり、×入院した日数分が必要となります。ある公立病院の病衣代金は1日73円となっていました。他にも、テレビカード代1000円(10時間程度)や洗濯機や乾燥機の使用(テレビカード使用で1回100~300円程度)、冷蔵庫の使用代(テレビカード使用で1日120円程度)、飲み物代(水、お茶などのペットボトル)、テレビを見るためのイヤホン、スリッパやコップ、歯ブラシ、タオルなど入院に必要なものを購入する場合は実費がかかってきます。テレビカードは、入院期間中に使いきれなくても、後から残高分を精算できるところが多いですので、事前に確認しておきましょう。

DPC/PDPS(診断群分類別包括支払い制度)

病院のホームページの「入院費について」の項目を見てみると、「当院はDPC対象病院です」、「入院費の計算は、包括払い方式(DPC/PDPS)を導入しています」という文章を目にすることがあります。DPC/PDPSとは、厚生労働省によって医療の標準化と質の向上を目的としてつくられた制度で、従来は入院基本料に検査や注射、投薬、手術、リハビリなど、実際に行った診療内容の料金を計算する出来高払い方式がとられていたのですが、国が定めた「診断群分類別(病名によって一定の入院基本料と投薬料、検査料などが定められている)の1日当たりの包括点数×入院日数」(包括評価部分)と定額医療費以外の手術や検査、処置などにかかった料金(出来高評価部分)の合計で計算される包括払い方式で入院費用が計算されます。包括払い方式が導入されている病院では、半月板切除術のみで入院・手術した場合、入院費用に大差はないといえるでしょう。ともあれ、人によっては、追加の検査が必要であったり、リハビリが長引いたりすることもあるので、病院のスタッフに入院費用の概算を教えてもらえるようにひと声かけておくと、退院当日に慌てることは避けられますよ。