半月板損傷に効くテーピング

足の痛みなどの不調がある時、スポーツをする前にテーピングを行うこと痛みや不安が軽減し、プレーに集中しやすくなります。また、新たな怪我や症状の悪化の予防にも役立ちます。半月板損傷になった時は、どのようなテーピングが効果的なのでしょうか? 

膝の安定性を高めるテーピング

半月板損傷は、ジャンプして着地する時や、急激な方向転換など、膝の捻じれが生じた時に受傷しやすくなります。また、半月板損傷で靭帯も一緒に傷ついていると膝のぐらつき、不安定性がみられます。膝の動きをテーピングで圧迫固定し、動揺を抑えることで不安定性によって生じる痛みの軽減と、過度の動きを制限してさらなる半月板の症状の悪化を防ぐことができます。 

膝の安定性を高めるためのテーピングの巻き方(しっかり固定する場合)

 

  1. アンダーラップを膝下(下腿ふくらはぎ上部)から膝上(大腿部真ん中辺り)まで巻いていきます。 
  2. アンカーテープ(土台となるテープ)を巻き終わりの大腿部と、巻き始めの下腿部分に巻きます。
  3. 膝の捻じれを制限するためにらせん状に大腿部から下腿にかけてテープを巻いていきます。 
  4. 膝の安定性を高めるために、上部は大腿四頭筋、下部は膝蓋靭帯に圧を加えるように膝蓋骨の上下に沿うようにテープを貼ります。 
  5. 最後に大腿部と、下腿部にもう一度アンカーテープを貼ります。 

 

膝の安定性を高めるためのテーピングの貼り方(キネシオテーピングで簡単な固定を行う場合)

  1. 25センチの長さのテープ(赤)を2本、10センチの長さのテープ(青)を1本用意します。
  2. 25センチの長さのテープを膝蓋骨の下・外側から膝蓋骨の内側に沿って大腿部にかけて貼ります。 
  3. もう1本の25センチの長さのテープを膝蓋骨の下・内側から膝蓋骨の外側に沿って大腿部にかけて貼ります。25センチの2本のテープはX字に重なります。 
  4. 10センチのテープを膝蓋骨下に貼り、下から膝蓋骨を持ち上げるように両端を上げてU字型に貼ります。 

膝の安定性を高めるためのテーピング(X字型とY字型のテープを使う場合)

  1. 75ミリ幅の伸縮性のあるテープを40センチほどにカットします。 
  2. テープの両端を10センチずつ半分の幅になるように切り込みを入れます。
  3. テープの真ん中を膝の裏に合わせ、両端の2つに分かれた部分を、膝蓋骨を上下に囲むように引っ張りながら貼ります。
  4. 膝蓋骨の上下を囲むだけでは安定性が足りない場合は、側方の安定性をもたらすために、Y字型にカットしたテープを膝蓋骨の下から、膝蓋骨の左右を沿うように貼ります。 

激しいスポーツの場合はがっちり固定する方法、軽く運動する程度であればキネシオロジ―テープで補強する方法など、活動の強度によって、テーピングの巻き方、貼り方を選ぶとよいでしょう。

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半月板損傷の治療

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