半月板について

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みなさんは半月板という言葉を聞いたことがありますか? 

これは膝を構成している一部で生まれながら備わっているものです。 

私たちは常に立ったり座ったりしていますが立っている時もまた椅子から立ち上がるときや階段を上がったり下がったりする時にこの半月板はとても重要な働きをしてくれています 

 

人間の重みは人それぞれですが常にのしかかってくるものです。 

特に重さは上から下へと伝達されていきます。この際に半月板がいてくれることで膝関節に直接、重みが乗らず痛みを生じなくしてくれるのです。 

 

この半月板は膝の内側と外側に位置しています。真ん中に一部だけちょこんとあるのではなく内側と外側にあることでしっかりと重みを下に伝え膝の負担を軽減してくれています。 

 

内側半月板は関節の50%、外側半月板は関節の70%を覆っています。 

そのために膝を伸ばした状態だと体重の50%を90度に曲げた状態では体重の約85%ほどの重さを下に伝えているのです。つまりそれだけ半月板には重みがかかってきてしまいます。もし、この半月板がないとどうなるでしょう。この重みが直接膝にかかってくるとなると痛いのは容易に想像できると思います。 

 

重みを伝えるだけでなく、膝に直接圧力がかからないようにクッションのような働きまで担っているので半月版はコラーゲンを多く含んでおり非常に弾力があり強い圧力に耐えられるようにできているのです。わかりやすく例えると噛みちぎりにくい貝柱のような弾力を持っています。人間ってすごいですね。 

 

しかし、年齢とともに人間は水分が減り弾力が減ってくるので膝の痛みの原因になることが多いのです。また元々、膝関節は血行に乏しいので一度傷ついてしまうと治りにくいという性質を持っています。 

 

何度も言っているように半月板が傷ついてしまうと膝に問題が生じてきます。 

 

まず動かすと痛いです。また曲げ伸ばしの際に引っ掛かりを感じるようになります。ひどい時には膝が動かず腫れが生じます。 

 

その際に病院では必要とあれば手術をし半月板を切除していきます。 

しかし近年では半月板の担っている役割がとても重要だということが明らかになってきたので全て切除するのではなくできる限り残すようにしているようです。 

 

例え傷ついて回復が困難だとしても、その傷ついた部分だけを切り取る(切除術)や傷ついた部分を縫っていく(縫合術)が半月板手術では主流のようです。 

 

最近では半健様筋を使って半月板を再生させたり、半月板を移植する方法や人工半月板などを使った手術なども報告されてきています。 

 

人間、生まれた時から備わっている必要な組織だからこそ痛いから取り 

除くだけの手術ではなく必要だからこそどうしていくかを考えていくようになってきたようです。 

 

日々、医療は進歩していますので今の段階では難しい状態でも将来は幅広く対応した治療や施術方法がもっと増えてくるでしょう。

症状について詳しくはこちら

半月板損傷の治療

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