アキレス腱炎の症状

アキレス腱炎はアキレス腱周囲炎とも呼ばれ、アキレス腱の使い過ぎや疲労によって微細な傷が付き、炎症を起こる足の障害です。 

 

アキレス腱炎の初期症状

はじめは、ジャンプする時や思い切り走った時、踏ん張った時など、アキレス腱への負荷が大きくなる時のみに踵の上の方の痛みがみられます。我慢できるほどの痛みのため、違和感がありながらもスポーツを続けておられる方が多いようです。 

アキレス腱炎の進行

はじめは、ジャンプした時や着地時、走った時、踏ん張った時などの特定の動作をした時のみに痛みがみられますが、痛みを我慢しながらも動作を続けていると、走っている間やトレーニング中にずっと痛みがみられるようになります。 

 

やがては、日常生活の中で歩いている時、階段の上り下りをしている時などにも痛むようになります。 

 

足首を反らすと痛みが増すので歩きにくくなり、靴下の脱ぎ履きなどの動作も行いにくくなります。踵をつま先よりも高くするようなヒールパッドを靴の底に入れると痛みが和らぎます。 

 

痛みを我慢しながら、立ち仕事をしたり、歩いたり、家事をしたりして炎症がひどくなると、何もしていない時、じっとしている時にまで踵の上部が痛むようになります。 

アキレス腱炎で、痛みの他にみられる症状

 

痛みのある方のアキレス腱部をよく観察してみると、痛みのない方の足と比べて、腫れている、赤みを帯びている、熱を持っているなどの症状がみられます。 

 

痛みを感じる部位を手で押すと、痛みが増します。痛くない方のアキレス腱に比べて、アキレス腱自体が硬くなっていることも確認できます。 

アキレス腱炎の症状がみられたら

アキレス腱の炎症が起こることでみられている痛みのため、安静にする、痛みの出る動作をしばらく休む、冷やす、アキレス腱の伸び縮みの動きをテーピングなどで制限することを行い、炎症を鎮めることが大切です。 

 

痛みを我慢してアキレス腱を酷使し続けると、炎症が増して痛みもひどくなり、少し安静にしたぐらいでは良くならないこともあります。 

 

一度、アキレス腱炎になった人はアキレス腱炎を繰り返しやすい要素があるので、症状が治まってからも、再発しないようにトレーニング前にはアキレス腱の準備運動を行うことや姿勢、足のアーチの修正などの取り組みが必要となります。