スポーツ以外で足底筋膜炎(足底腱膜炎)になりやすい原因とは?

①足に負担が掛かりやすい姿勢・体質の方

肥満気味の方

肥満気味の方は足にかかる負荷が大きくなるためどうしても足底腱膜炎になりやすくなります。肥満のみでは足底腱膜炎になりませんが、肥満でかつ長時間立ち仕事をしている。スポーツをしているなどの何か足に負荷のかかることが増すと足底腱膜炎を発症しやすくなります。

高いヒールや底の硬い靴、足の指が圧迫されるようなつま先の細い靴を履いている方

高いヒールを履いていると、足自体は綺麗に見えるかもしれませんが、人間の足の構造上無理な姿勢で生活することになります。ヒールを履いた状態は足の構造上不安定な状態になるので、その不安定さを支えるために足底腱膜がピンと突っ張ります。ピンと突っ張った状態で歩いたり、立ったりする時間が長いとやがて足の裏に痛みが起きてきます。

高いヒールを履く習慣のある方はふくらはぎにも負荷がかかります。ふくらはぎと足底腱膜はつながっているため、ふくらはぎに負荷がかかり硬くなってくると足底腱膜も硬くなりその状態でヒールを履き続けているとやがて足の裏に痛みがおきてきます。

足の指を動かすことの少ない方

現代人は靴を履く生活になってしまったため、足の指を使わないで歩いている方がほとんどです。足の指はとても大事な部位で足指を使わない歩き方をするせいで、膝の痛みや腰痛などを起こすことも多いです。足底腱膜炎も同様で足指を使わない歩き方のクセがついてしまうことで足の指が硬くなり足底腱膜にかかる負担が増し、足底腱膜炎を発症してしまう場合があります。

 

足の指が硬いかをチェックするやり方

ご自分の手で足の指を写真のように曲げてみてください。曲げた時に写真のように関節の部分がポコっと盛り上がってくる方は足指の関節はまだ柔らかい状態です。関節が盛り上がってこない方は硬くなってしまっているので要注意です。

 

足首が固い方

足首は足のアーチと共に地面からの衝撃を吸収する機能があります。足首が硬くなってしまうと衝撃を吸収する機能がなくなり、足底腱膜にかかる負担が増します。足首の固い状態でスポーツを続けていると足底腱膜にかかる負荷が大きいため足底腱膜炎を発症してしまいます。サッカー選手などは捻挫を何度も繰り返している場合が多く、捻挫を繰り返すことで外くるぶしを形成する腓骨(ひこつ)という骨が下へ少しズレてしまうことがあり、それが足首の硬さの原因になる場合があります。この場合、ストレッチをするだけでは改善しない場合があるので、足首が硬い方はまず足首周りの筋肉(前脛骨筋やふくらはぎの筋肉)を入念にストレッチしてみてください。それでも足首の硬さが改善しない場合は、足首周りのゆがみを矯正できる整体院などに行くことをお勧め致します。(当院でももちろん可能です。)

足首の固さチェック

立った状態で写真のようにつま先を上げてみてください。この時につま先が地面から浮くようでしたら足首が柔らかい状態です。逆につま先が上がらない、またはほんの少ししか上がらないという方は足首が硬い証拠です。

足の指全体を「握る-広げる」動きが苦手な方、外反母趾のある方、偏平足の方

足の指を握ったり広げたりするのが苦手な方は、一見足指を動かす筋肉が弱いと考えがちですが、足根骨という細かい足の骨のゆがみがあるせいで、うまく筋肉を動かせないのが原因です。

外反母趾、偏平足の方も足根骨のゆがみが原因で起こります。足根骨にゆがみがあると足底腱膜にも負担が増えるため足底腱膜炎になりやすくなります。