足底腱膜炎(足底筋膜炎の検査)

整形外科での検査

足底腱膜炎の場合、レントゲン、超音波、MRIなどの画像診断では、ほとんどの場合「異常なし」のことが多いですが、踵の骨の疲労骨折や骨腫瘍、骨髄炎など、足底腱膜炎と同じように踵の痛みを生じる疾患との鑑別や、足底腱膜の断裂の有無の診断が行われます。

レントゲン検査(Ⅹ線検査)

レントゲン検査では、踵の骨に骨棘と呼ばれるトゲ上の骨ができる骨の変性が認められることがあります。しかし骨棘があっても足底に痛みを訴えていない方もいるため、骨棘と足底痛の因果関係ははっきりしていません。

超音波、MRI検査では足底腱膜の肥厚が認められる場合があります。断裂や石灰化などは認められません。

<超音波(エコー)検査>

左右の足を比べると、痛みのある方の足の足底腱膜は、炎症を起こし腫れて分厚くなっていることがわかります。

痛みのない方の足は、足底腱膜の繊維が白く並んで映りますが、痛みのある方の足は白い繊維の並びが途中、途切れて、黒く映ることがあります

肥厚がかなり厚くなってしまっている方は痛いのにも関わらず、ランニングを中止せず痛み止めなどを使用してやり続けた結果起きてしまうことがあります。肥厚が極端に厚くなってしまうと治療をしても改善することが難しくなってしまうケースもあるので、できるだけ早期に治療を開始することをお勧めいたします。