椎間板ヘルニアの治療

目次

  • 9日常生活で気をつけておきたいこと
  • 10椎間板ヘルニアを軽減する食事・サプリメントは?
  • 11まとめ
  • 椎間板ヘルニアとは?

    「ヘルニア」という言葉はよく聞くと思いますが、もともとはラテン語が由来しています。

    意味は「身体の中の臓器や組織が正常な位置から飛び出した状態」となっています

    このヘルニアは、脱出した部位によって色んな呼び方があり、症状も違います。

    「椎間板ヘルニア」は背骨の5つの腰椎(腰の骨)の部分で起こる疾患です。

    近年「腰痛」に悩まされている人は数多くいらっしゃいますが、その多くは「椎間板ヘルニア」である可能性が高いともいわれています。

     

     

    以前は「椎間板ヘルニア」はそのまま放置しておくと痛みが慢性化し、手術を受けなければ治癒しない疾患と認識されていました。

    ですが現代の医療診断機器や医療技術の進化により「椎間板ヘルニア」は手術をしなくても治癒する疾患と認識されるようになってきました。

    症状が重症化した場合などには手術が適用されることもありますが、逆に軽傷であれば自然治癒するということも分かってきました。

    「椎間板ヘルニア」を発症したことにより、持病を持ってしまったと落胆されている方には現代の「椎間板ヘルニア」に対する治療や認識は格段に希望が持てるものに変化してきたといえるでしょう。

    そこで、今現在における最新情報を交えた「椎間板ヘルニア」について、ここでは詳しく説明していきたいと思います。

    「椎間板ヘルニア」の基礎知識

     

     

    「椎間板ヘルニア」とは、どのような疾患なのでしょうか?

    椎間板ヘルニアの基礎知識

    「椎間板ヘルニア」とは、どのような疾患なのでしょうか?

     

    椎間板は椎体(背骨)と椎体の間にあり、髄核と繊維倫から成り立っていてクッションの役割を果たしている軟骨です。

    髄核とは水分を豊富に含むゼリー状の組織で、椎間板の中央部分にあります。

    その髄核を包み込むように取り囲んでいるのが繊維倫といい、コラーゲンを豊富に含む強固な組織です。

    繊維倫に亀裂が生じ椎間板が変性すると組織の一部が飛び出してしまうことがあります。

    この飛び出してしまった椎間板の一部が神経を圧迫することにより、身体の様々な部分に激しい痛みやしびれなどの症状が起きてきます。

    この状態が「椎間板ヘルニア」といわれる疾患です。

    また、この症状を「坐骨神経痛」といい、椎間板ヘルニアの代表的な症状です。

    故に坐骨神経痛とは疾患名ではなく、症状を表していることになります。

    「椎間板ヘルニア」発症の仕組み

    背骨と背骨をつなぐ部分には椎間板というクッションの役割を持つ軟骨があります。

     

    椎間板は中央にゼリー状のものでできている髄核があり、それを包むように硬いゴムのようなものでできている繊維倫と呼ばれる軟骨があります。

    ゼリー状の髄核は繊維倫の中にすっぽりと包まれているため、本来なら外に出てしまうことはありません。

    ですが、太ったり強い運動をしたりすると負荷がかかり、通常でも圧のかかっている椎間板にさらに圧力が込められ、ついには中の髄核が外へ押しつぶされてしまいます。

     

    髄核が押しつぶされるとどうなるのでしょうか。まず、椎間板が横に飛び出します。飛び出した椎間板は近くの神経にぶつかります。その神経は足や腰などを通っていることが多いので、その神経が刺激されることによって一見関係なさそうな足や腰が痛むのです。これは腰の辺りの椎間板で起こることがおおいので、「腰部椎間板ヘルニア」という名がついています。

    日常生活の中で、椎間板にさらなる強い圧力がかかってしまうと、繊維倫に亀裂が生じてしまいます。

    すると亀裂からゼリー状の髄核が出てきて、椎間板の横側の神経を圧迫する状態になります。

    神経を圧迫することが、痛みや痺れの原因にもなります。

    「椎間板ヘルニア」は若年層に多発する?

    若年層の髄核は水分を豊富に含み、弾力性があります。

    そのため可動域はとても広いのですが、髄核がゼリー状なためヘルニアがおきやすくなります。

    中高年齢層になると髄核の水分量が激減して弾力性もなくなります。

    その分髄核が硬くなってきますので、ヘルニアが起きにくくなります。

    ですが20代に入りまだまだ体は現役の中、すでに髄核は老化し始めます。

    「椎間板ヘルニア」の症状・特徴

    「椎間板ヘルニア」は具体的にどんな症状が出るのでしょうか。

    主なものを下にまとめてみました。

    ・腰が痛くなる

    ・腰から足先が痺れてくる

    ・足の感覚がマヒしてくる

    ・排尿や排便が困難になってくる

    ・咳をしたりクシャミをしたりすると痛みが走る

    ・お尻のあたりから腰にかけての部分に激痛が走る

    ・歩くのが辛くなる

    ・歩けなくなる

    ・足腰に力が入りにくくなる

     

    上記の通り「椎間板ヘルニア」を発症した際に症状が顕著に現れるのが、痺れと痛みです。

    この様な状態になったときは、無理をせず安静にすることが大切です。

    痛みや痺れが酷いときには、我慢をしないで診察を受けることをお勧めします。

    「椎間板ヘルニア」の度合い

    ① 「軽度椎間板性腰痛」(椎間板膨隆型ヘルニア)

    人間の背骨は前後にS字に湾曲しています。

    腰の骨がおなかの方に湾曲している状態が崩れると、腰椎の前側に圧力がかかって

    しまい、髄液が後ろ側に移動する形になり椎間板が後ろ側に膨らんできます。

    椎間板の後ろ側には脊髄があり、神経の元である神経根があります。そこから伸びた神経が全身に広がり、私たちの基本的な神経の網を作ってくれています。

    そして神経根が押されたりつつかれたりすると、痛みや痺れを感じるようになります。

    ② 「中度椎間板性腰痛」(椎間板突出型ヘルニア)

    ①の状態が進行すると髄液がさらに後ろ側に動き、椎間板がどんどん出てきてしまいます。

    ③ 「重度椎間板性腰痛」(椎間板脱出型ヘルニア)

    何も対策をしないでいるとさらに悪化し、ついには繊維倫に亀裂が入ります。そして髄核が少し飛び出します。

    ④ 「重度椎間板性腰痛」(椎間板塊遊離型ヘルニア)

    繊維倫が完全に破れてしまい、髄核や繊維倫などの椎間板組織が外に出てきて離れてしまった状態です。

     

     

    腰の骨が左右前後どの方向に湾曲しているか、それによって椎間板がどの方向に飛び出してくるかの違いで、身体に出てくる痛みや痺れの部位や症状が変わってきます。

    整形外科医での診断・治療

    整形外科を受診した場合は、具体的にどんな診察や治療をするのでしょうか、詳しく見ていきましょう。

    診断方法

    まず「椎間板ヘルニア」という診断は、問診・触診・画像診断などいくつかの診察や検査ののち、総合的に決定されます。

    画像診断についてはレントゲン検査よりもCTやMRIの方がより正確な部位や状態が把握できます。

    CTやMRIを設置している病院となると数が限られてきますので、まずはかかりつけの整形外科か近所の整形外科へいき相談するといいでしょう。

    その他にもSLRテスト」という診断方法があります。

     

    これは仰向けに寝て足をまっすぐに伸ばし症状が出ている方の足を上にあげていく方法です。その際に強く痛みが確認された部位がヘルニアを起こしていると疑われるところになります。

     

    整形外科での治療方法

    治療法の中の「保存療法」を紹介します。

    保存療法とは、手術などは行わず経過を見ていく治療のことです。

    「処方薬による痛みの緩和」

    文字通り痛み止めの薬や座薬によって、症状を緩和す

    る治療です。

    昔はあまり効果がなく気休め程度にしかなりませんでしたが、最近は開発が進み、しっかり効く鎮痛剤がいくつもあります。

    「注射療法」

    どうしようもない痛みがある場合は、痛みを抑える為に局所麻酔をしたり、ステロイド薬を直接患部に打ちます。

    患者さんの状態や注射の部位によっては、安全のため

    に入院することもあります。

    「安静療法」

    痛みがとても強いときは、幹部に負担をかけないように安静にする方法です。

    無理のない程度に動く方がより早く痛みが緩和されるといわれています。

    「温熱療法」

    ホットパックや赤外線照射などで患部を温めます。

    温めることで筋肉のコリをほぐしたり血行を良くしたりします。

    「冷湿布」「温湿布」

    冷たい湿布は幹部の炎症を押さえます。

    温かい湿布は血行を促進します。

    交互に行うことが推奨されています。

    「マッサージ」「牽引治療」「コルセット

    「マッサージ」

    患部周辺の筋肉のコリやハリをほぐすことが目的です。

     

     

    「牽引治療」

    機械で体を引っ張って伸ばすことで痛みの軽減を促進します。

     

    「コルセット」

    腰への負担を軽くするために、腰の周りを補強する装具です。

    「運動療法」

    痛みが軽減してきたら身体のバランスを整えながら、体操やストレッチを行います。

    理学療法士の指導の下に行う「マッケンジー体操」といわれる方法があります。

    ストレッチも体操も様々なものがあります。

    後ほど紹介します。

    手術

    日常生活のQOLが著しく低下する場合や、症状の悪化が顕著な場合には「手術」が行われます

    ただし椎間板ヘルニアで手術適応になる患者さんは全体の1割と言われています。現在は保存療法が主流となっているのですぐに手術を勧めてくる医師は要注意です。

     

     

    近年ではPLDD=経皮的レーザー椎間板減圧法=」といわれるレーザー治療が主流となってきています。

    この治療は、ヘルニアを発症している部位の椎間板の中央部にレーザーで空洞を作り椎間板の内圧を下げることにより、元に位置に戻します

    そうすることで神経への圧迫がなくなり痛みが取れるということになります。

    当院での治療

    ヘルニアの痛み=画像異常とは限らない

     

    掲載している椎間板ヘルニアのMRI画像をご覧になってください。この方は当院にいらっしゃった方のMRI画像です。素人目にもヘルニアが飛び出ているのがわかると思います。この方は下肢の激しい痛み・しびれで来院しました。数ヶ月通院した結果、下肢の痛み・しびれは全く感じなくなり、その後は水泳などスポーツを楽しめるほど回復しました。

    椎間板ヘルニアの場合、強い痛みやシビレが改善しても画像上異常が残ることがあります。私の患者さんで症状がいっさい出なくなったので試しにMRI画像と取りに行ってみると画像上はヘルニアは飛び出て神経を圧迫しているままでした。しかしその患者さんは現在メンテナンスという形で2~3か月に一回治療に来ますが、その後は全く痛み・シビレを感じていません。

    大学病院で今まで一度も腰痛・坐骨神経痛などを感じたことがない人のレントゲン(X線)を撮る実験をしてみた結果、なんと6割の方が画像上椎間板ヘルニアが見つかったそうです。画像上椎間板ヘルニアだとしても痛み・シビレを感じていない人はたくさんいるのです。

     

    椎間板ヘルニアに対する治療を行う際に重要になるのは、椎間板に圧力がかかってしまっている動きを改善することです。痛みがあるないにかかわらずヘルニアがあるということはその部分に余計に圧がかかっていることは間違いありません。この状態が長続きすると強い痛み・シビレが現れます。逆にいえば、ヘルニアが出ていても椎間板に圧力のかかる動きを改善してしまえば痛み・シビレの改善につながります。

     

    ①体の連動性を取り戻す

    椎間板ヘルニアを起こしてしまう方は、脊柱の動きの悪さが原因で下部腰椎L4~S1あたりに余分に負担がかかってしまうことがあります。

    脊柱とは背骨が連なったものを指し、頭蓋骨から順に頸椎、胸椎、腰椎と繋がります。すべての脊柱の動きがスムーズに動いている状態だと下部腰椎に余計に負担がかかることはありませんが、脊柱に動きの悪い部分があるとその代償として下部腰椎間(椎間板)に通常よりも圧が加わり、椎間板ヘルニアを引き起こします。当院では脊柱周辺の筋肉を緩めるツボに鍼治療を行うことで脊柱全体の動きをつけていき、下部腰椎に余計にかかっている圧を取り除いていきます。

    また、痛み・シビレのために硬くなってしまった筋肉(脊柱起立筋・臀筋群・ハムストリング)も鍼治療で緩めていきます。椎間板ヘルニアはヘルニア自体の圧迫が原因で痛み・シビレが起きているというよりも、筋肉が硬くなることで、筋肉の通り抜ける際に神経が效範されて痛みシビレがでると提唱する医師もいます。私もその理論は正しいと思いますが、ではなぜ筋肉が硬くなってしまうかというと身体の連動性の欠如や骨盤のズレが原因で不安定になった骨盤周りを支えるために硬くなっていると考えています。そのため、むやみやたらにほぐしてもバランスが返って悪くなるだけで逆に症状が強くなってしまうこともあります。そのため当院の鍼治療は局所のみを緩ますのではなく、脊柱から殿筋周りハムストリングと全体をバランスよく緩めることのできるツボを選穴し治療をしていきます。治療に使用する鍼はそこまで太くない鍼で充分効果が発揮できるため鍼治療自体の痛みはほとんど感じません。鍼が苦手だという方でも当院の治療法でしたら大丈夫という方がたくさんいらっしゃいます。

     

    ②骨盤のゆがみを正す

    上記でも少し説明しましたが、骨盤は上半身と下半身をつなぐ重要な部分です。この部分にゆがみがあると体全体が不安定な状態になってしまうため、筋肉はガッチリ突っ張って体を安定させようとします。

    そのため、硬くなってしまっている筋肉をもみほぐしても骨盤のゆがみは改善していないため、再び筋肉は硬くなってきます。場合によっては骨盤がずれた状態で筋肉のみが緩むと痛みやシビレが返って強くなることもあるので要注意です。なんだかお尻周りが凝っている感じがするからと言いて1時間2980円などのマッサージ屋に行くのは絶対に止めておいた方がよいでしょう。

    鍼治療後、骨盤の位置を確認し、ゆがみが残っているようなら骨盤の矯正をおこなっていきます。当院でおこなう骨盤矯正はとてもソフトな骨盤矯正であるため、受けているほうは何をしているのかわからないくらいの刺激です。しかし即効性のある整体法であるため、何をされているのかわからないにも関わらず痛みが楽になるため、多くの方から驚きと感動の声をいただいております。

     

    椎間板ヘルニアは脊柱の動きを取り戻し、骨盤の位置を正しい位置に戻し、硬くなってしまった筋肉を緩めることで激しい痛みやシビレから改善することが多々あります。現在椎間板ヘルニアによる腰痛・坐骨神経痛でお困りの方はぜひ当院へ治療を受けにいらしてください。

     

    「椎間板ヘルニア」を発症する原因 

    「椎間板ヘルニア」を発症する原因として考えられるものに、以下のようなことがあげられます。

     

    ・日常生活における姿勢の悪さや無理な動き

    ・もともとの体質や、骨の形

    ・同じ姿勢を続けなければいけない職業についている人

    ・長距離運転をする人

    ・重たい荷物を日常的に運ぶ人

     

    この様に腰に負担のかかる行動や生活が「椎間板ヘルニア」の発症を誘発しているといえます。ただし、すべての長距離運転手が椎間板ヘルニアになるわけではなく、長時間同じ姿勢をする職業の人が椎間板ヘルニアになるわけではありません。

    上記のような生活を送っていて、かつ脊柱の動きが悪くなり骨盤がずれることで椎間板にかかる内圧がさらに高まり椎間板ヘルニアを引き起こします。

    上記のようなものに該当する方はどうしても椎間板の内圧は高まりやすいので、普段から脊柱の動きを良くし、骨盤の位置を正しい位置に保っておくことが椎間板ヘルニアの予防につながります。

    どのような場面においても常日頃から腰に負担がかからない動作を意識しておくことが大切です。

    「椎間板ヘルニア」を緩和するための体操「マッケンジー体操」

    マッケンジー体操は別名ヘルニア体操と言われるほど、ヘルニアに効果のある体操です。世界的に認められて、多くの人が利用している最も信頼されている体操のひとつです。 この体操は「世界腰痛学会」でも推奨されています。

     

    それではマッケンジー体操の方法を紹介します。

    ただし体操をしている途中で痛みが強くなる場合・また足の方が痛くなる場合には即刻体操を中止してください。

    第一段階

    第一段階ではうつ伏せ寝をおこなって下さい。ヘルニアの方は前かがみ姿勢の方が多くこの姿勢が椎間板の内圧を上げてしまうことになります。

    マッケンジー体操は腰を反る体操になりますが、いきなり反る動作をすると返って症状を悪化させてしまう可能性があるため、まずはうつ伏せ寝をおこない少しずつ腰椎の前弯を取り戻していきます。

    うつぶせ寝の時点で少し痛みが出る場合はいきなり第2段階に進まず、数日間うつぶせ寝をおこなってから次のステップをおこなうようにしましょう。

    うつぶせ寝でもあまり痛みがない場合は初回から次のステップへ進んでいただいて平気です。

    第2段階

    肘で身体を起こす姿勢をとってください。

    このまま30秒ほど待ちます。

    痛みが出るときは少し肘の幅を広げ、反らす角度を浅くしてみてください。

    何もなければ3分ほどそのまま続けます。

    ポイントはできるだけ力を抜いておこなってください。これはトレーニングではなく腰椎を反らすことが重要であるため筋力は一切いりません。この姿勢をしていて疲れるという場合は余計に力が入っていてやり方が違うので力を抜いた状態でおこなってください。

    この姿勢をとって痛みがかなり強い場合は無理におこなわないでください。

    第2段階

    腕立て伏せをするように体を起こします。

    1・2・3のタイミングで体を起こして2秒止めます。

    息は止めずに腹式呼吸をしてください。

    この動作を10回で1セットします。

    最初の数回は軽く行ってください。

    徐々に肘がしっかり伸びるまで体をそらします。

    背中の力を使わずに腕の力だけで腰がしなるように曲げることがポイントです。

    またおなかが床から離れないように注意しましょう。

     

    理想を言えば2~3時間に1回行ったほうが良いです。上記でも説明したように椎間板ヘルニアになる人は前傾姿勢を日常生活でも長くとる人が多いので、できるだけマッケンジー体操で反らす動きを行ったほうが良いです。

    日常生活で気をつけておきたいこと

    「姿勢」

    長い時間同じ姿勢を続けないようにしましょう。

    人間は元々動物であるためじっとしているよりある程度動いているほうが体の構造上負担が少なくなります。立ちっぱなし座りっぱなしなどの同一姿勢を長時間続ける場合、姿勢を維持する筋肉を使います。姿勢を維持する筋肉は体を動かす筋肉よりも疲労を溜めやすく、筋肉を硬くしてしまいます。

    ただ座っているだけでも腰にはとても負担がかかっています。

    時々は体を伸ばしたりして緊張状態を緩和しましょう。マッケンジー体操ができるのであればおこなってください。

    「座る姿勢」

    あぐらや正座をして床に座ると、腰に負担がかかります。

    また高すぎる椅子に座ることも腰に不安がかかり原因になります。

    1番いい高さは、膝が股関節より少しだけ高めにな高さです。

    「運転」

    運転する場合は、運転席に深く腰掛けて、背中が密着するように座りましょう。

    その状態で足がペダルから離れないように座席の調整をしてください。

    腰が丸まった状態で運転をしていると椎間板の内圧を上げることになってしまいます。運転姿勢(座り姿勢)は立っている時の椎間板にかかる内圧にくらべて1,5倍多く内圧がかかると言われています。

    長距離運転の際には、適度に休憩をとることが大事です。

    車の乗り降りの際にも腰に負担のかからない方法で行いましょう。

    「掃除機をかける時

    掃除機をかける時はついつい前かがみになって腰に負担をかけてしまいがちです。何度もお伝えしていますが前かがみ姿勢は椎間板の内圧をあげてヘルニアを誘発してしまいます。

    ホースの長さを慎重に合わせて調整し、腰を曲げない姿勢を保ちましょう。

    ベッドやテーブルの下などは、膝を付いてかけましょう。

    「台所仕事の時」

    炊事をするときは、足元に台を置き交互に足を乗せながら行うと腰の負担が軽減されます。

    両足を揃えた状態でキッチンに立ち前かがみ姿勢をとると腰にかかる負担はかなり大きくなります。

    「腰を使う動き」

    自分より低い位置にあるものを取ったり持

    ち上げたりするときは、中腰になると腰を

    痛めます。

    必ず腰を落としたり膝を付いたりしてから、

    ものを自分の方へ引き寄せて持ち上げまし

    ょう。

     

    自分より高い位置にあるものを撮る時には

    背中がそってしまうと腰に負担がかかりま

    す。

    踏み台を利用するなど、腰や背中に負担が

    かからない工夫が必要です。

     

    買い物の時なども無理してかごを持たず、積極的にカートを利用しましょう。

     

    また同じ側ばかりでカバンや荷物も持たない方がいいでしょう。

     

    日常生活を動作を振り返ってみると前かがみ姿勢になっていることがとても多く見受けられることと思われます。その生活自体が椎間板ヘルニアを誘発した生活習慣であるため、何かしら腰に負担のかからないような工夫をしましょう。

    椎間板ヘルニアを軽減する食事・サプリメントは?

    CMや通販で様々なサプリメントの宣伝をおこなっているため、何かしら椎間板ヘルニアに対して効果があるのではと考えがちです。

    軟骨成分と言われるコラーゲンやコンドロイチン、グルコサミン

    ビタミンB12はシビレを緩和するなどともいわれています。

    しかし、残念ながらこのようなサプリメントやこれらの成分がたくさん含まれている食品をとっても椎間板ヘルニアの改善にはつながりません。上記でも説明したように椎間板ヘルニアの根本原因は椎間板ヘルニアを引き起こす動き、ゆがみが原因です。そのため、いくら良い軟骨成分やビタミン類を摂った所で痛み・シビレの改善にはつながりません。

    唯一痛みを緩和できる食事療法とは?

    椎間板ヘルニアの痛み・シビレを唯一緩和できる可能性のある食事療法があります。

    それは砂糖を中心とした糖質類を一切摂らないようにすることです。砂糖を中心とした糖質は炎症を助長し、痛みを敏感にする作用があります。

    お茶の水整形外科では他の整形外科で様々な痛みが改善しない患者さんに対して糖質制限をおこなうことで様々な痛みを完治させているそうです。

    普段、飴をなめる習慣がある。

    ジュースを飲む

    ヨーグルトにグラニュー糖などを入れる

    果物を良くとる(これも果糖になります)

    お酒を飲む

    ご飯が大好き

    などの食生活が椎間板ヘルニアの痛みを助長させ、なかなか治りづらい症状を引き起こしている可能性もあります。

    現在、辛い痛みでお困りの方は糖質制限をすることで痛み・シビレの緩和が望めるかもしれません。

    まとめ

    椎間板ヘルニアは、それまでの椎間板の内圧をかかりやすい日常生活に脊柱の動きの悪さ、骨盤のゆがみが合わさって起こります。

    そのため、椎間板の内圧を上げやすい日常生活を少し工夫して内圧をかけないようにしながら脊柱のうごきをつけて、骨盤を正してあげれば痛み・シビレから改善できる可能性が十分にあります。

    現在辛い痛み・シビレがありながら手術するのは・・・という方はぜひ当院に治療を受けにいらしてください。

    まずはお気軽にお問い合わせください!